以津真天
Itsumaden
是のみならず、其の秋のころより紫宸殿の上に怪鳥いで来て、「いつまで、いつまで」とぞ鳴きける。
其の声、雲に響きて眠りを驚かす。聞く人皆忌み恐れずといふ事なし。
――『太平記』広有射怪鳥事
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