アイラーヴァタ
Airavata
illust. キイル
最後に浮かび上がってきたのは、白い巨大な生き物だった。
まず見えたのは四本の白い牙。その牙は剣のように鋭く、あらゆるものを貫いた。
インドラはこれを見ると喜んで言った。
「今より、この象を我が騎獣とする。乳海より生まれし者――アイラーヴァタと名付けよう」
――Hindu Myth
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