アマテラス
Amaterasu
illust. ゆーこー
故《かれ》、ここに天照大御神、見畏《みかしこ》みて、
天の岩屋戸を開きてさし籠りましき。
ここに高天の原皆暗く、葦原の中つ国、悉に闇《くら》し。
此れに因りて常夜往きき。
ここに万の神の声は、さ蠅《ばへ》なす満ち、
万の妖《わざはひ》悉に発《おこ》りき。
――『古事記』
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